最強の用土作りプロジェクト
最強の用土作りプロジェクトの資材のなかで「腐葉土」を解説します。
腐葉土
腐葉土は堆肥の1種で、土壌を通気性・保水性・保肥性に優れたものに改良します。
堆肥といっても肥料成分は高くありません。
もともとは「腐植土」と呼ばれ、秋や冬に枯れて落ちた樹木の葉っぱや枝が長い年月をかけて、土状になったものをいいます。
自然界では、バクテリアやミミズなどの土壌生物が1~2年ほどかけて腐葉土を作っていますが、一般的に、市販の腐葉土は人工的に2ヶ月ほどで作られています。
腐葉土の効果・効能
① 土中の微生物が増えて栄養分が作られる
腐葉土は微生物のエサとなり、土をふっくらと柔らかくさせ、通気性や保水性、保肥性を高める効果があります。
② 水はけがよくなる
腐葉土は、わざと葉や枝などの形を残したままにしてあります。
これは、原料の原型があることで、土に混ぜたときに腐葉土との間にちょっとしたすき間が生まれ、新鮮な空気や水が通りやすくなるからです。
■ポイント
土壌微生物のエサとして投入します。
多量に投入すると通気性や水はけがよすぎてスカスカの土になるので、用土の30%程にします。
バーク堆肥同様に発酵が不完全なものは生長を阻害します。
今回使用する商品
大宮グリーンサービス 完熟手作り腐葉土 (税込312円)
選んだ理由は、パッケージに書かれている「熟」の一文字。
腐葉土と黒土の調合で「通気性」と「排水性」を調整します。
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