11月も下旬になり札幌も雪が降ったり解けたりの日替わりな天気です、
そんな中、我が家は冬の花期が到来です。
月下美人や白眉孔雀、宵待孔雀の花芽や蕾が膨らんできています。
そんな鉢に開花促進用の液肥を与えようとした時に、”フッ”と思いついた
「肥料のはなし」をYoutubeに上げてみましたので、よろしければ見てくださいね。
(スマホで見ずらいときは、➡️こちらをご覧ください)
いつも植替えの時に、
「元肥えって大切だけど、1~2年も同じ肥料成分だけでイイのかな?」と疑問をもっていいました。
そんな疑問をふっ飛ばすような記事に、最近出会いました!
引用してご紹介します。
●作物の生理を理解する
体を作る時期(栄養成長期)と実や種と作る時期(生殖成長期)は、必要とする栄養が違う。
大雑把に言えば、栄養生長期にはチッソ、生殖生長期には、チッソ以外全部。
蕾を付け、開花するまではこの移行期にあたる。
最も微妙な時期で必要な栄養が切り替わる時期なのだ。ここが最も難しい。
この時チッソが過多であれば、生殖成長期へのスムーズな移行は不可能。開花、結実、登熟すべてがおかしくなる。
何をやってもうまくゆかない。
つまり、チッソコントロールの肝になる時期を理解する。
すなわち、葉や茎を生長させるには、チッ素肥料が必要。
花を咲かせ結実させるには、チッ素以外の全ての肥料成分が必要とのこと。
ここでいう全ての肥料成分とは「リン」と「カリウム」がメインとなるものでしょう。
蕾を付け、開花するまではこの移行期にあたる。
最も微妙な時期で必要な栄養が切り替わる時期なのだ。ここが最も難しい。
これはとても重要なことです!
「花芽や蕾が落下する」、「花が咲かない」に通ずるものがあると思います。
植物の生長は想像以上に早いときがあります。
ふと見てみたら花芽がついていた!シュートが伸びてきた!などなど、
生長の早さに驚かされるときが多々あります。
そんな植物の生長に合わせて施肥するには即効性が必要となってきます。
固形肥料でも即効性のあるものもありますが、液肥にはかないません。
「即効性のあるものは植物に負担がかかる」と思われるならば、希釈倍率を変えて対応できます。
液肥の3大ポイントは、
◎即効性がある
◎持続性がない
◎濃度を変えれる
ことにあります。
「即効性がある」は、植物のすばやい生長に合わせられます。
「持続性がない」は、液肥を切り替えるときに、前の成分の残留が少ないので、新たに施肥するものの邪魔にならない。
「濃度を変えられる」は、元肥えの固形肥料にはできないことです。
株の健康状態を見て、濃度を変えて与えられます。
いままで固形肥料の元肥えと追肥で上手く育っていた方には、余計な話しですが、
「花が咲かない」とお悩みの方は試してみる価値はあると思います。
現に、この施肥方法で、筆者は真冬でも花を咲かせていますよ。
”論より証拠”ですね!
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