月下美人がうまく育つがどうかの80%は根にあります。
栽培は土作りが大切と良くいわれますが、ここで勘違いが出てくる。
栽培は土作りではなく「根作り」なのです。
根が喜ぶ土作りをしなくてはならないのです。

では根が喜ぶ土とは、
①呼吸しやすい通気性のよい土
②排水性と保水性のバランスがよい土
③微生物がいて老廃物を分解してくれる土
でしょう。

月下美人の用土の基本は、
赤玉土5:腐葉土3:鹿沼土1:牛フン1…と似たよう配合しか書かれていません。
まるでコピペで拡散したとしか思えません。

月下美人の生まれ故郷である熱帯雨林の表土は、落ち葉と腐葉土だらけです。
それに近い用土にするならば、
腐葉土5:赤玉土2:鹿沼土2:牛フン1…かと思います。

近々に、このスペシャルブレンドで植替えをしてみます。

根がすべてなんです。
月下美人に元気がなくなったら、葉や茎だけでなく、根も必ず見てくださいね。
鉢から株を抜き出して、根をチェックします。
根腐れをしていたら、傷んだ根を切り、ついでに植替えしましょう。
土が粘土状態に固まっていたら、新しい土に植替えましょう。
根が不健康ならば純白大輪の花を咲かせることができません。