シュートは放っておけば2~3m以上伸びてしまいます。

特に日照条件の厳しい室内ではなおさらのことです。

シュートを剪定しても、また切口の脇からシュートが出てくる始末です。

現生地ではシュートは気根を出して樹木や岩石の表面などに着生します。

着生の利点は、樹木や岩石の表面をつたって高いところまで伸びて行けるため、日照条件のよいところにたどり着けます。

うっそうと茂ったジャングルの地面は日当たりが悪いですが、樹木の上部は日当たりが良いからです。

シュートは日当たりの良い場所を見つけ、そこで葉を広げて成長し、花や果実をたくさん付けます。

シュートの剪定後にこれを応用してみましょう。

シュートを剪定したら切口を太陽光によく当てます。

そうすれば葉芽を出して葉を広げる可能性が高くなります。

まだ検証実験はしていませんが、剪定してかなり経ったシュートに育成LEDライトを近距離で照射したら芽が出てきました。

 

立ち枯れしたような太いシュートからなので、ちょっと驚きです。