私がよく花の大きさを表すときに使う言葉に「花径(かけい)」があります。

花径17cmといえば、花の直径が17cmなのですが、どこの長さなのでしょうか?

一般的には、

がく弁を含む大きさのことを指します。

この白眉孔雀のように、花びらよりもがく弁が大きいものは、見た目の大きさは大したことありませんが、花径で表すと大きなものになります。

逆に、

宵待孔雀のように、花びらががく弁より大きいものは、見た目と花径が一致します。

花径による分類は、

小輪系 4~9cm
中輪系 9~13cm
大輪系 13~17cm
巨大輪系 17~23cm
超巨輪系 23cm以上

となり、白眉孔雀は花径10cmの中輪系、宵待孔雀は花径17cmの大輪系となります。

7cmの差しかありませんが、見た目の迫力は圧倒的に宵待孔雀です。