コーヒー好きの方は試してみてくださいね!

11月16日に投稿した
花ガラや枯れ葉の処理:ぷちコンポスト の応用編です。

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コーヒーかすは、
●微量ですがチッ素やリン酸、カリウムの「肥料の3要素」を含む
●弱酸性
●乾かして鉢にまくと緩効性の肥料
●堆肥にすると即効性のある施用効果の高い肥料
になります。

これは月下美人にピッタリの肥料です。
コーヒーの木は、月下美人の生育環境と酷似しています。
月下美人の原産地、メキシコ~ブラジル(アマゾン)付近の温暖な高原はコーヒーの名産地でもあります。
ですので、そこで育まれた栄養成分がコーヒー豆にはぎっしりと含まれているはずです。
これを生ゴミに捨てるのは、とってももったいないことです。

乾かしたコーヒーかすを鉢の表土にまくだけでも効果はあります。が
肥料効果が出始めるには長い時間がかかります。

なぜならば、表土にまいたコーヒーかすは、そのままでは植物は栄養分として吸収できません。
土壌微生物に分解されて、植物が吸収できるようになるのです。
ですので、表土にまいたコーヒーかすは、まず土壌微生物に分解されます。
そして分解されたものを植物が栄養分として根から吸収するのです。

関連記事:土壌微生物

多量にまいても、なかなか分解されないので長期間表土に残ってしまいます。

この過程を積極的に行うのが堆肥作りです。
堆肥にしてしまえば、多量にまいても植物がすぐに吸収できるし、土壌微生物のエサにもなります。
土壌改善にとても役立ちます。

ぜひカンタンにキレイにコーヒーかすを堆肥にしてみましょう。

追伸…
本「土・肥料のきほん」のコラムに載っていたものからヒントを得ました。
最近は用土に関する考え方も変わってきました。
やはり土壌微生物を活かせる用土、そして微生物のエサとなる有機肥料が大切ですね。