長年の想いが叶い、遂に「夜の女王」をゲットしました!


ドラゴンフルーツ似のトゲトゲの柱サボテンです。
月下美人系とは一線を画しています。

ネットの楽天ショップで購入。
現品限りの生産者直送なので、注文して次の日にはショップから商品が消えていました。
そこには違う「夜の女王」が売り出されています。
値段は半額近いですが、株の大きさは半分以下でショボいものです。
買うタイミングを間違ったら、こんな株を購入していたのでしょう。

今回は購入したショップは、いままで購入した中で一番の優良店です。
梱包もさることながら、商品説明書と肥料のおまけ付きです。

その商品説明書がすばらしいのでご紹介しますね。

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夜の女王
学名:Selenicereus macdonaldiae(Hook.)britt.et Rose
洋名:- 和名(別名):セヨルノジョウオウ
性状:常緑多年草(サボテン)
科属:サボテン科セレニセレウス属
原産地:ウルグアイ、アルゼンチン

◇特徴
ホンジュラス原産。棘は少なく短い。花は巨大輪で径30cm以上になり白色。
外側の花被片はクリーム色であるが、一番外側の花被片は赤みを帯び、大きく反り返る。
サボテン科の中では最も大きい花である。
開花時期は7月から9月くらいである。温度さえあれば周年開花をする。
花は夜開き、一晩で閉じる。花の色は白く、花径30センチから40センチの大輪である。
英名はクィーンオブザナイト(queen of the night)である。
属名の Selenicereus はギリシャ神話の「Selene(セレネ:月の女神)」とラテン語の「cereus(ろうそく)」からきている。
種小名の macdonaldiae はキュー国立植物園の「マクドナルド夫人(Mrs.Macdonald)の」という意味である。

特徴
白い大輪の豪華な花が、夜の8時頃に開花し、2時間ほどでしぼむ寿命の短い花です。
花には芳香があります。美人薄命というわけか、月下美人の園芸名が付いています。
高さは2~3mくらいまで伸びるサボテンの仲間です。
葉のように見えるのは実は葉ではなく、茎が葉状に変化したものでこれを茎節とか葉状茎と云います。
茎節はいかにも葉のように薄く基部の茎は木化します。
メキシコの熱帯雨林地帯を原産地とするサボテン科クジャクサボテン属の常緑多肉植物である。
日本で多く流通しているクジャクサボテン属(Epiphyllum属)には交配種が多いが、これは原産地からそのまま導入された原種である。

管理方法
性質は強健。繁殖は挿し木。水や窒素肥料を与えすぎると栄養成長に偏った成長となり有性生殖が抑制されるので株だけ大きくなってつぼみをつけないことがあるため、やりすぎに注意する。

■温度・越冬
1年を通して風通しのよい半日陰の場所に置く。冬は最低5℃を保つ。
夏は室内で、40℃以上にならないように注意。

■水やりのタイミング
1年を通して、鉢土が乾いたら与える、最低温度が8℃以下になった場合、水遣りを控える。

■肥料
4~5月に月に1回、緩効性の化学肥料を施す。

■植え替え
4~9月に挿し木。(真夏は避ける)

■病害虫
空気の乾燥によりカイガラムシやハダニが発生します。
カイガラムシはこすり落としハダニは葉水で落とす。

<===ここまで===>

※読み:花被片(かひへん)、茎節(けいせつ)、葉状茎(ようじょうけい)

ちょっと説明不足の箇所も見受けられますが、ここまで丁寧な説明書を添付してくるショップはまずありませんね。
このような優良店から、あこがれの花を購入できて嬉しく想います。

購入先:観葉植物の専門店e-RAN