月下美人ではないですが、ザクロの木で剪定の大切さをお話します。


これが今回の主人公のザクロの木です。

昨年、大型園芸店で購入しました。
真っ赤な花をたくさん付けていたので、衝動買いしちゃいました。
「たくさん果実がなって食べれる!」という下心もありました。笑

植替をして屋外で育てていましたが、花が散った後の結実はありませんでした。
「えっ、あんなに花が咲いていたのに1つも実にならないの!」
「ザクロってこんなものなんだ。」
と落胆しちゃいました。

9月に室内に取り込み越冬です。
日当たりが悪い部屋なので枝がとんでもないぐいらに徒長します。

5月に屋外に出したら、寒の戻りに当たり、葉を全て落として枯れちゃいました。
可愛そうなことをしてしまいました。が、
枯れたのもは廃棄するしかありません。
枝を全て切り払い、あとは鉢から抜くだけの状態にして放置しました。

2ヶ月間、放置していたのを忘れていて、いざ廃棄しようと見てみると…

なんてことでしょう!
枯れて棒状になったザクロの木に、葉が茂り花まで咲いています。
そのうえなんと結実まで…
ここからは毎日、目配りと手入れをしています。

物の本には、ここまで剪定すると花芽は付かないと書かれています。が、
現に花は咲き、結実までしています。

これは極端な例なので真似しないでくださいね。
でも、剪定の大切さを知りました。
植物にとって剪定は刺激となり活性化にもつながります。

植物に刺激や危機感を与えると、花を咲かせて結実し子孫を残すと言われています。
いたずらに危機感を与えるのはストレスとなり枯れてしまうこともあります。

ここらへんの塩梅を素行錯誤しながら見つけることができれば、毎年花を咲かせることが出来るはずです。