月下美人は挿し木で増やすことができます。
現在日本に存在する月下美人は、全て一株からのクローン、すなわち挿し木で広がったと言われています。
それぐらい簡単に挿し木ができます。
発根促進剤
挿し木を成功させるには、挿し木から根を出させることです。
根が出てくれれば大方成功です。
その根を出すのを促進する薬が「発根促進剤」です。
実際に使ってみたものをご紹介します。
ルートン
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挿し木をする人には定番の薬剤です。
挿し木や苗など全般に使用できる発根を促進する植物ホルモン剤です。
挿し木や苗だけでなく、球根や種子の発根促進にも効果があります。
粉薬なので、挿し木の根元を濡らして、天ぷらの衣をつけるように粉にまぶします。
効き目は、特にすごいとまではいきませんが、発根が促進されるのは確かです。
薬のまぶし方が悪かったり、土に挿すときに薬の衣を剥がしてしまうと、発根が促進されないので注意が必要です。
オキシベロン
（500ml）
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ルートンと並んで、よく用いられるのがバイエルのオキシベロンです。
発根効果はルートンよりも高く、発根剤としての効力は群を抜いています。
液体なので、水溶液に挿し木の切口を漬けるやり方をしています。
発根はオキシベロンで、その後の生育段階ではメネデール、という使い方をされている方もいます。
メネデール
（500ml）
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先に紹介したメネデールも非常に人気がある商品です。
この薬剤は『根を生やす』ホルモン剤とは異なり『根を健康にする』活力剤です。
肥料が植物にとっての食事だとしたら、メネデールはサプリメントのようなかんじです。
100倍希釈で使用しますが、私はサボテン類には200倍希釈で与えてます。
活力剤といっても、人間の飲む栄養ドリンクのようにすぐに効き目はあらわれません。
ここ一番のときに使用される方が多いです。
もちろん挿し木で発根したら、定期的に与えてあげれば効果的です。
まとめ
発根促進には、ご紹介した3品を持っていれば安心です。
従来の情報や常識に囚われずに、剪定をした後の葉やシュートを使って色々なやり方を試して見てください。
おどろきの成果が出るときがあります。
そんな貴重な情報をSNSで発信して頂けると、みんなが幸せになりますよ！
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