昨年の秋に剪定した5cm程のシュートを挿し木にしたら、こんなに大きくなりました。


葉が20cm以上のも成長したので、大きめの鉢に植替えします。

【用意したもの】

●5号スリット鉢
●あんどん支柱
●オリジナルブレンド用土
赤玉土5:腐葉土3:鹿沼土1:牛フン1
●マグァンプK中粒の肥料

【手 順】

①オリジナルブレンド用土の作成
タライに赤玉土5:腐葉土3:鹿沼土1:牛フン1を入れて

混ぜるだけ。赤玉土はふるいにかけて微じんを取り除いておく。

②スリット鉢は鉢底石を入れずに、1/3程に土を入れる。

③5号鉢にはマグァンプK中粒はこれぐらい入れます。


※あくまでもわたくし個人のやり方と分量です。

 

④肥料をパラパラと撒いた後に、土を1/3程入れて混ぜる。

⑤鉢から苗をやさしく抜き取ります。
根に付いた土は落としません。


根鉢にはなっておらず、鉢の中央に根が密集していました。

⑥あんどん支柱を立てて、上から苗を入れます。
スリット鉢の中央に置いて土で埋め込む。

⑦鉢底から流れ出るぐらい水やりをしたら完了。
根を切らないときは、植替え後すぐに水やりしても大丈夫です。

土の中の微じんを流れ出すぐらい水をかけます。


けっこうドロが出てきます。

今回は2鉢おこないました。

逆光ですね!置く場所がないので温室の空きスペースに仮置します。

【解 説】

※苗は土が付いたままで植替えましょう。
土を完全に落としてしまうと、植替え後しばらく成長が止まることがあります。

※用土は弱酸性で水はけの良いものにします。
・赤玉土は弱酸性、腐葉土は中性か弱酸性、鹿沼土は酸性です。
・赤玉土と鹿沼土の割合が大きくなると水はけがよくなります。

※マグァンプK中粒の肥料は多めに入れても肥料やけしません。
多めに入れると短期間で大きく成長しますが、入れすぎ(表記使用量の2倍以上)はいけません。

※サボテンであっても幼い苗は乾きに弱いところがあります。
土の表面が少し乾いたら水やりをしましょう。
水はけのよい用土ならば、夏場は1日おきに水やりをやっても根腐れしません。